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坐骨神経痛はひどくなると歩くことさえままならない症状となりますが、そこはそれ人間のユーモアというのはそんな時にも発揮されるのです。

夜中に犬のうなり声?

坐骨神経痛がひどくなると歩行困難になるだけでなく、痛みで夜も眠れないこともしばしばです。
いろんな治療に通ってもいっこうによくならず、家の中でも這って移動しなければならないありさま。
痛みがひどい日には寝床の中でも痛みに耐えながらうなり声が出てしまいます。
家族はそのうなり声を飼っていた犬の声と間違え、「こんな夜中に何吠えてんだ、静かにしろ」と言いに行ったところ、犬はすっかりスヤスヤ睡眠中。
いったいあの声は誰なんだ?と声のする方にいったところ坐骨神経痛の痛みで眠れない家族だったのです。
笑うに笑えないシチュエーションではあるものの、どうしても笑ってしまい、あとからさんざん叱られたんだとか。

整体治療にも来れない?

坐骨神経痛を始め痛みがひどい患者さんが多いのが整体治療院です。
腰や肩など慢性的な痛みや不調を訴える方も多く、長い通院歴の患者さんもいるのです。
そうすると、待合室で待っている顔もいつも同じということでだんだんと顔なじみも増えてきます。
「どうも、どうも」
「今日は遅かったな」
「残業でね」
などと顔なじみ同士の会話が弾みます。
すると、いつもいる顔が見えないと心配にもなるもの。
「あの旦那は最近見かけないね」
「どうも具合悪くて来れないみたいだね」
具合が悪い人が来るのが治療院なのに、具合が悪くて治療に来れないとは皮肉なものです。

もしかして痔?

うら若きOLが痛みのひどい坐骨神経痛になってしまった時のこと。
勤めているとすぐには治療にも行けずにどうしようかと困っていたら、低反発素材の円座クッションが腰にいいと聞いてすぐに買い求め、オフィスのデスクの椅子で使っていました。
そのOLさんはなかなかの美人だったので男性社員も気にしていたらしく、「○○さんが変なクッションを使っているぞ」とすぐにうわさに。
それを伝え聞いた先輩女子社員がここは先輩としてアドバイスしてあげなくちゃ、と気を利かしたのか「ねえ、あたしもよくなったからいい先生だと思うんだけど、駅前にいい肛門科あるんだ。一緒に行ってあげようか?」
円座クッションを見た誰かが痔だと勘違いし、社内ですっかり広まってしまったらしいのです。

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