トップページ > 坐骨神経痛とは > 坐骨神経痛になりやすい職業

坐骨神経痛は年配のご婦人がよくなりやすいというイメージがあるかもしれませんが、意外と働き盛りの30代や40代の人によくみられるようです。
特に腰に負担がかかる職業の方はなりやすいので要注意かもしれません。

自動車の運転をする仕事

自動車を長時間運転する仕事の方は腰に負担をかけ過ぎる傾向がみられます。
運転中は足はアクセルペダルやブレーキペダルに、手はハンドルを微妙に操作する必要があります。
すると自分の体重は腰だけで支えなければなりません。
特にブレーキ中やカーブでは加重が増えますが、手足で体重を支えられないので腰に負担が集中するのです。
また、長時間の運転ともなれば体は動かさないので筋肉は硬くなりがちです。
腰痛やヘルニアとともに坐骨神経痛にもなりやすいのです。

中腰で作業する職業

中腰で作業しなければならない仕事も坐骨神経痛になりやすいかもしれません。
美容師や歯科衛生士といった若い女性に人気がある職業はかなり肉体的には過酷かもしれません。
中腰のまま同じ姿勢を維持しなければならない、というところがかなり負担となるでしょう。
また、これから需要が増えていくといわれている介護ヘルパーもかなり腰に負担をかける仕事でしょう。

デスクワークが続く仕事

オフィスでのデスクワークも坐骨神経痛を悪化させやすい職業です。
座ったまま長時間デスクに向かっていると、特に腰の筋肉はゴリゴリにこわばります。
この筋肉のこわばりが神経を圧迫して坐骨神経痛になることもあるのです。
営業マンのようにデスクでの資料作りを終えたら外回りに行けるならいいのですが、ずっとデスクに座りっぱなしの経理やIT関連の仕事は気をつけましょう。

建築業や運送業

思い物を担がなければならない建築業や運送業の方も、坐骨神経痛には気をつけましょう。
筋力があると重い物も平気で持てるとがんばってしまう方もいるのですが、疲労がたまっている時に重い物を担ぐと筋力だけでは支えきれずに脊椎を痛めてしまいかねないのです。
背骨と背骨の間から出てきたヘルニアに神経が触ってしまったり、背骨が歪んで神経を圧迫することもあるでしょう。

バランスを意識する

こうしてみていくと、どんな仕事をしていても坐骨神経痛になりそうで怖いのですが、実は日ごろから予防を意識していることが大切です。
いろんな意味でバランスを欠く時に人間の体には不具合が生じるようで、姿勢も時間も精神もバランスをとることを心がけていきましょう。

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